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【伸び悩む人必見!】日本語を離れてネイティブのような英語らしい表現をするには

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ネイティブらしい表現をするには


英語を勉強していて、ある程度英語も使えるようになったけれど、ネイティブが使うような自然な表現が出てこないという方は多いのではないでしょうか。

 

わたしもそうです(泣)

伝わるけど、ネイティブはこんな表現しないよな、っていう表現しか出てこない。

 

今回は、そもそもネイティブらしい表現とは何なのか、またどうしたら自然な表現が使えるようになるのかを、文章の一番重要といってもいい要素である「動詞」の使い方の観点から解説していきます!

 

 

 

1 ネイティブの表現と日本人の表現の違い

早速例をみていきます。想像してください。

 

あなたはコーヒーショップの中にいます。

待ち合わせをしている彼女からは、1時間遅刻すると連絡があり、あなたはコーヒーを飲みながら待っています。

 

まだかな、と思いながらドアの方を見た途端、ドアが「ガランガラン!」と勢いよく開き、彼女が息を切らして入ってきました。

 

 

この状況を日本語でなんといいますか?

 

おそらく、

 

「彼女は走って入ってきた。」

 

となるでしょう。

 

 

では、この文を英語で言ったらどうなりますか?

 

おそらく、多くの方は

 

「She came in running.」や「She entered running.」

 

のように訳すのではないでしょうか。

 

 

しかし、英語で最も自然な表現は「She ran in.」になります。

 

ここに日本語と英語の動詞の使い方の違いがあります。

 

この違いについて、次の章で詳しくみていきましょう。

 

 

 

2 「動作」を表す動詞の使い方の違い

 

「動作」を話すとき、「動き」「方向」「動きの性質」の要素があります。

上の例でいくと、「動き=入る」「方向=こちら側へ」「動きの性質=走っている」になります。

 

「走りながら入ってきた」の状況を表すとき、この3つの要素をどのように表すのかでいくつかの可能性があります。

 

1 3つの要素を別々の単語で表す

  She came in running.

 

2 方向性を持つ動詞を用い、動きの性質だけ別の単語で表す

  She entered running.

 

3 動きの性質を示す動詞を用い、方向だけ別の単語で表す

  She ran in.

 

 

日本語では、1、2の方法で表すことが一般的です。

日本語で「彼女は走り入ってきた」とはあまりいいませんよね。

 

一方、英語は3の方法で表すのが最も自然です。

 

他の例も見てみましょう。

 

・急いで階段を下りた。→2

・I hurried down the stairs.→3

 

 

・踊りながら庭を横切った。→2

・I danced across the garden.→3

 

 

このように、英語と日本語では動きを表すときの原則が異なるので、日本語のまま英語に置き換えるだけでは不自然な英語となってしまうのです。

 

 

3 ネイティブのような自然な英語表現を使えるものにするために

日本語と英語で動詞の使い方に違いがあることがわかりました。

でも、この違いを知っていても、とっさに使えなければ意味がないですよね。

 

会話の中で自然に英語らしい表現を使えるようにするには、「練習」をすることが必要です。

 

練習によって慣れさせて、自然に口から出てくるところまで持っていくのです。

日本語をしゃべるときには、いちいち文の構造なんて考えませんよね。

 

英語でも考えすに話せるようになるには、繰り返し練習して慣れることが必要なのです。

 

慣れてしまえば、単語を入れ替えたりして、違う表現なども応用してできるようになってきます。

 

英語スピーキングは筋トレと一緒です。

 

原理がわかった上で、実際に身体を使って毎日少しずつ継続的に行うことで、すこしずつ筋肉がついていきます。

そして、この努力は裏切りません。英語学習の嬉しいところです。

 

では、英語筋トレを具体的にどのようにすればいいのか。

 

わたしはこの教材を使って、繰り返し練習を行いました。瞬間的に話すことに特化しているので、効率がよかったです。

簡単な英文でも、自分がいかに「瞬間的に」出てこないかを思い知ることとなりました(泣)

 

よかったら使ってみてください!

 


 

 

4 まとめ

 

日本語と英語の動作の表し方の違いから、ナチュラルな表現についてみてきました。

いかがでしたでしょうか?

 

日本語を母語としている私たちにとっては、外国語を学ぶ際にどうしても母語の日本語を元にして考えてしまいがちです。

 

しかし、日本語と英語ではそもそも考え方が違います。

 

その考え方の違いを理解できれば、より英語らしい表現ができるようになるでしょう。

 

わたしもまだまだ勉強の最中です。勉強していて「ほう!」と思ったことを自分のためにも書いています。

 

一緒にがんばりましょうね!!

 

 

 

We Are The Worldで楽しく英語を学ぶコーナーもやっているので、よろしければ一緒に歌詞を味わいながら英語も勉強しちゃいましょう!

nanapoyokun.hatenablog.com

 

最後までお読みいただきありがとうございました♡