【歌詞和訳】We Are The Worldで楽しく英語を勉強しよう
今回は、We Are The Worldで一緒に英語を楽しく勉強していこうと思います。
歌詞を味わいながら、歌を口ずさみながら、英語の表現が学べたら最高ですよね。
We Are The Worldは名曲ですし、口ずさむのにもちょうどいい美しいメロディです。
カラオケなどで誰かが「We Are The World」を入れたとき、歌詞の意味を説明できたらカッコいいですよ☆
歌で学ぶのの良いところは、英語表現を「楽しく」「味わいながら」「自然に覚えられる」ところです。
それでは早速、曲を読み解いていきましょう!
1 We Are The Worldとは
「We Are The World」とは、1985年1月に録音され、同年3月にリリースされたチャリティソングで、アメリカのジャズ・ミュージシャン兼プロデューサーのクインシー・ジョーンズのプロデュースのもと、アメリカの多くの有名アーティストが録音に参加しました。
1983年〜1985年のエチオピア飢饉に際して、イギリスでのBand Aid(傷をふさぐバンドエイドと「バンドの支援」をかけている)というアーティストの有志の集まりが1984年の12月に「Do They Know It's Christmas?」というチャリティソングを出し、成功を収めました。
その「アメリカ版」を作ろうと言って作られたのがこの「We Are The World」です。
彼らのグループ名は「USA for Africa (United Support of Artists for Africa=アフリカのためのアーティストの支援)」。
参加アーティストは、マイケル・ジャクソン、ライオネル・リッチー、スティービー・ワンダー、シンディ・ローパー、ブルース・スプリングスティーン、ケニー・ロジャース、ポール・サイモンなどなど、他にもたくさんの普通じゃ一同に会すはずのないアーティストばっかりです。
作詞・作曲はマイケル・ジャクソンとライオネル・リッチーの共作です。
また、25年後の2010年1月のハイチ地震の救済のために、同年2月に「We Are The World 25 for Haiti」として同じ曲を異なるアーティストで再収録しました。同じスタジオを使っているそうです。
25周年バージョンは、ラップやギターなどの新しいアレンジも加わり、ジャステジンビーバーなどの若いアーティストなども参加してまた全く新しい曲として見事に生まれ変わりました。
誰がいるか探すのもおもしろい。
動画を見ると、こうやって歌い継がれていく曲なんだなとよりこの曲の価値を感じたと同時に、25年経ってマイケルが不在になってしまったことを改めてさびしく思いました。
マイケルが亡くなっても、こうやって歌やソウルはずっと生き残るんですね。
マイケルが他の若いアーティストたちとこの歌を一緒に歌っている姿を観たかったな。
いかん、しみじみしてしまいました。
では、早速歌詞の中身をみてみましょう。
2 We Are The Worldの最初の文を訳してみよう
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There comes a time when 〜とは
There comes a time when〜で「〜をするときが来た」と訳しましょう。
ちなみにHere comes〜で「〜がやってきたよ」のニュアンスがあり、たくさん使えます。
例)Here comes Santa Claus!
(サンタがやって来たよ!)
Here comes the bus!
(バスが来たよ!)
でも、There comesは「There comes a time when〜」の形でしかあまり使わないので、このまんま覚えちゃうのがいいでしょう。
例)There comes a time when you should face this.
(君がこれに向き合うべきときが来た。)
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Heedとは
heedのは「注意を向ける」「耳を傾ける」そして「そのように行動する」まで含まれる単語です。
例)This is because you didn't heed my advice.
(僕のアドバイスを聞かなかったせいだよ。) -
Callとは
名詞の「call」は「電話をかけること」「(助けを求めて)叫ぶこと」という意味になります。
ここでは、「a certain call=ある叫び声」になります。エチオピア飢饉の渦中の人々の叫びのことですね。少し比喩的に使われています。日本語でもそうですよね。心の叫び声を聞こう、ということです。
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Come togetherとは
次の文は、前のwhenと対応しています。There comes a time when the world must come together as one.ということです。同じ文を繰り返さないために、「when」から始まっているのです。
この文はそこまで難しくないですね。come togetherくらいでしょうか。
come togetherは、そのまま「一緒に来る」という意味もありますが、「グループを作る」「集まる」「団結する」「集結する」「(全てのパーツが噛み合って)うまくいく」という意味もあります。
例)Both side have come together in a spirit of goodwill.
(両サイドとも親善の気運のもとに団結した。)
When the world must come together as one.
=世界が一つとして団結するべきときが -
全文訳
When the world must come together as one
まとめ